看護師が子育てで感じる悩みとは

子育ては楽なものではなく、専業主婦が子育てによりうつ病を患ってしまうケースは少なくありません。
それが働きながらの子育てとなれば、さらに心身への負担は大きくなるでしょう。
特に初めて子育てをする看護師は、無理をしすぎてしまう傾向があります。
無理は心身へのストレスとなり、自律神経を不安定にさせて、精神疾患を招くことになりかねません。
無理をしないためには、自分ひとりで悩みを抱え込まないことが大切です。

そこで家族に子育てを代行してもらう、困ったときは子育て経験者の親に相談する、日勤限定や時短勤務といった勤務形態の工夫で乗り切る、などの対策が必要です。
神経質な人、完璧主義な人などは自分自身を追い込んでしまう傾向があります。
ひとりの人間ができることには限度があるため、子育て期間中は周りに甘えることも必要でしょう。
子どもをストレスのはけ口にする状況になっているなら、精神的に滅入っている状態です。

仕事と子育てを並行するには、身体が元気である必要があります。
子育ての期間中は寝不足に悩まされる看護師が多いですが、寝不足は集中力や判断力を低下させるので、仕事に悪影響を与えてしまいます。
寝不足の悩みを解決するには、できるだけ早寝早起きを意識することが大切です。
不規則な生活リズムになると睡眠障害のリスクが上がりますから、子育て中は夜勤入りから外してもらうなどの対策も必要でしょう。
子育てする人に優しい職場を見つけることが、働きながら子育てを続けていくコツです。